整体の好転反応とは何ですか?
好転反応とは多くの場合、好転する前兆と考えます。ただ症状としては「だるい」「ねむい」や「一時的に痛みを強く感じる」などの一部に不快を伴う症状が出てしまうことを指します。
多くの場合で一晩寝ていただくと消えてしまいます。長くても1日から2日で消えていきます。
だるい、ねむい症状は施術による血流の変動が関係していると考えられます。
痛みを感じてしまう症状については、整体では動きの悪い関節に対して動きを改善していく施術を加えることがよくあります。患者様に確認しながら、決して強い力で無理に動かしていく事はしません。ですがこの場合、元々動かない関節(ギシギシして動きの悪い関節をイメージしてみて下さい)に対して動きを出していく刺激が入ることになり、一時的に痛みが強く感じてしまう事があります。
もみ返しとは違うのですか?
もみ返しとは整体の施術方法とは異なる、強すぎるマッサージを筋肉に加えすぎた時に出る症状です。筋肉を痛めてしまい炎症反応も生じてしまいます。筋肉の炎症になりますので運動した後に出る筋肉痛の感覚に似ています。上記の好転反応とは似ているようで異なりますので、1日から2日では消失しない場合もあります。痛みは長くても4日~5日程度あれば改善されることが多いです。当院でも症状によっては、整体に+αとしてマッサージの施術を取り入れておりますが、強すぎるマッサージは身体にとって良くない場合が多いです。マッサージが「強くないか、痛くないか」等施術中に確認しながら行いますので、強く感じたときは我慢せずにお伝え下さい。
好転反応は出た方がいいの?
好転反応は誰にでも出るわけではありません。強めに出る方、弱めに出る方で個人差がありますが、全体からすると少数の方にのみ出現する症状になります。
好転反応が出やすい方は整体を加えることで、お体全体に変化が出やすい傾向の方になりますので、まったく悪いことではありません。ただし当院では不快な症状も伴ってしまう事もありえますので、原則としては強い好転反応が出ないような整体を心掛けています。多くの方で初回の整体後が特に出現しやすい傾向にあり、お体の改善が進んだり、通院を続けていくうちに出現しなくなってきます。
予防することは出来ますか?
出やすい体質の方においては、完全に防ぐことは難しくなります。ですが対策もありますのでご説明させていただきます。上記でもお伝えしましたが、特に初回の整体後に出やすい傾向があります。初回の整体後は下記の事に気をつけて頂くと予防できたり軽くする事も可能になってきます。※好転反応が出なかった方でも下記の事に気をつけて頂くと整体の効果が発揮しやすくなります。どなたでも実践していただくと良いでしょう。
整体後に気をつけること
1)整体後はなるべくたくさん休養をとり身体を休めてください:整体後に楽になった!と思っても過労や睡眠不足がある方は特に注意して下さい。
2)整体後はなるべく睡眠をとって下さい:整体後にお昼寝をしても良いです!時間がとりにくい方や睡眠障害がある方は5分から10分でも横になって、少しでも身体を休めるようにしましょう。整体後の当日はなるべく早く寝ていただくことで施術効果が変わりますよ。
3)いつもよりも少し多めに水を飲んで下さい:お茶やコーヒーではなく水を飲んで下さい。
水を飲むことによって、身体からスムーズに疲労物質や代謝産物といった「いらないもの」が出せます。整体後のだるさや不快な症状を予防する効果があります。
以上のことに気をつけて頂くと好転反応が出ても軽く済んだり予防できます。
出やすい体質の方でも整体の回数を重ねていくうちに出なくなってくる方や施術の内容を変更することで出なくなる方がほとんどですので、過度に心配されなくても大丈夫です。
好転反応が出てしまった場合、通院は控えた方がいいのですか?
ほとんどの場合、好転反応が出たことを考慮した上で問題なく施術できます。
不安な事が少しでもございましたら、次回の来院時にお伝えいただければ大丈夫です。
又はTELにて、ご相談頂く事もできます。お一人で悩まず是非ご相談下さい。